戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

にゅうせん


 当館の外見は変わっています。誰がどう見ても小学校にしか見えません。廃校になった小学校の校舎を利用しているので当たり前ですが・・・
 でも、一歩足を踏み入れると、そこは別世界。クジラの全身骨格や推定2トンの化石岩塊など、エントランスには博物館の香りが漂っています(梅雨時など温度も湿度も高いときは違うものの臭い(?)もうっすらと漂うこともありますが、それは博物館のご愛敬ということで)。
 さらに、常設展示のある3階に上がると、小学校の良い雰囲気を残しつつも完全に博物館としての空間が開け、まずは皆さんを太古の世界へと誘います。そして、次第に大地の生い立ちやそこに暮らす動植物たち、それらとヒトとの関わりについて学ぶ場所にシフトしていきます。
 そんな当館のデザインが、日本デザイン協会開催のジャパン サイン デザイン アソシエイション アワード コンテストで入選したのです。当館の設計を担当された東大総合研究博物館の先生が、その賞状を送って下さいました。
 職員も建物に負けじと、知恵をしぼって楽しい行事を計画しています。ぜひ博物館を見に、そして行事にも参加しに来てください!

送っていただいた賞状と案内サイン

賞状拡大



どうしても館内のデザインが気になるという方はこちらからどうぞ。