今は昨日のことになってしまいましたが、
変わったものをボランティアさんがもってきてくださいました。
これです…
輪切りにしたフランスパンに見えます。
いや、メロンパンか?
乾燥した大根の断面でしょうか?
発泡のよい軽石?にも見えます。
なんでしょう?
われわれも初めて見ました。
箱に詰められ、たくさん並べてありました。
重さは約6グラム…
応えはこれです。
「極 品 鹿 茸」
真っ赤な箱に、金の文字… 「しかきのこ ? ? ? 」
「ろくじょう」と読むそうです。
調べてみると、漢方薬でした。
春になると新しく生えてくる鹿の角、
皮をかぶっているので袋角(ふくろづの)と呼ばれますが、
それを薄切りにして乾燥させたものです。
噂には聞いていましたが、実物は初めて!
中国のお土産にいただいたものだそうですが、
だいぶ前のものらしいです。
元気になる薬として効能があるそうですが、
賞味期限は3年とあります…。
ですので、その効き目のほど… は 不明です。
世の中には、まだまだ見たこともない不思議なものがあります。
そうしたモノとの出会いは、とても楽しいです。
博物学の世界は、話題には事欠きませんね。