戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

プールの怪

ビオトープの水はなから入りました


刈り込んでいじめた植物たちにも
復活の兆しが見え始めています


その際に予告した謎について


今年は降雨量が少なく博物館のプールも水不足でした。
6月7日の段階では

まったく水がありませんでした
(一部見苦しいものが写っているので自主規制^^;)


ビオトープの掃除をした日の前日にいいお湿りがあったので
ようやくプールにも水が少したまりました


そのおかげか
カエルがプールでよく鳴いているので
様子を見に行ったのです


すると・・・



雨が降ったのは夕べ
水が溜まったのは夕べ


なのに


プールには
オタマジャクシがわんさか
小さいものから大きなものまで

なかには足の生えているものや

手も生えてるものも!



種類も
ヤマアカガエル
トウキョウダルマガエル
アマガエル
ツチガエル
とさまざま


ヤマアカガエルなどは
遅くても5月には産卵は終わっているはずなのに・・・


いったいどこから・・・





そういえばこのプール
底がウォーターベッドのように波打っていました


つまりプールの底とコンクリートの基礎の間に水が溜まっているようです


どうやらオタマジャクシたちはその隙間で快適にくらし
梅雨になって水が溢れてきた時に太陽の下に現れたようなのです


このあと彼らはどうなるのか・・・
要観察です