戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

冷たい雨でしたが

朝 出勤時

雨がぽつぽつ降り

向かう先は雲の中・・・

 

 

天気予報通り 雨ですね・・・

 

今日は 自然観察教室

雪上観察でアニマルトラッキングの日

 

最悪のコンディションの中

イベントは行われました^^;

びしょびしょになりながらみんながんばりました><

でも 画像を撮る余裕はなく・・・

野外観察は何とか無事に終わり

 

最後に

本日の収穫 メイプルウォーターを試飲

そして 煮詰めておいた

ご褒美のシロップも堪能

おいしそうでしょ?

寒かったけど

メイプルウォーターも木によって甘みがちがったり

微かな甘みの樹液を煮詰めると

トロトロのシロップになるのも

体験できました

 

みなさまお風邪など召しませんように

 

 

イベント中の写真は撮れなかったので 

前に撮った画像でも^^;

 

1つは

昨日 樹液をとった帰りに見つけました

一昨日はなかった気がするのだけど

これだとわかりづらいかな?

石柱の上にご注目ください

 

 

リンゴです

皮だけ残して食べたようです

 

歯で果肉をこそいで食べた感じがする残り方

おそらく・・・ニホンザルかな?

 

しかし なぜこんなところに置いてったのか・・・

 

2つめは

う〇ち です 

おそらくテンによるものです

 

これ自体は珍しくもないのですが

 

ここには う〇ち しかないのです

おかしくないですか?

 

画像左上の跡は某職員の歩いた後で

写っている範囲で20㎝ほどはあるのです

 

さて このブツは

どうやってここにおちたのでしょう?

 

 

 

 

正直わかりません

 

雪がとけて現れたという可能性もありますが

それならもっと前に気づいただろうな~と思うのです

しかも

ブツのあるところはもっとへこんでいてもいいはずです

あの手の物があれば周囲はもっと溶けやすいので

 

でも

それはないのです

 

すると 

足跡を残さないように

お尻をつきだして

もようしたのでしょうか?

 

その姿を想像するとちょっと面白くなりますが

まずないでしょうね

 

木の上から落としたのかな?

それならもっとばらけそうな気も・・・

 

となると わからない なのです

名探偵の方がいたら コメントして教えてください

 

最後に こちら

葉っぱの落ちた広葉樹(イタヤカエデ)に

葉っぱが見えます

 

おそらく ヤドリギ です

しかも まだ枝分かれは1度目のように見えます

 

実はヤドリギは成長が遅く

寄生に成功したヤドリギは4年でようやく枝分かれをし

その後 毎年 1つの枝が二股に分かれながら

丸いボール状に成長していくそうです

 

するとこれは 4年目くらいのヤドリギかな?

こんな若いのはなかなか珍しいのでは?

 

ということで

今後は経過観察をしていきたいと思います

 

葉っぱが落ちたときの方が観察しやすいので

落葉した後から芽生えの前までが観察の好機

 

ってことは

冬にしかできない楽しみが増えたかも

 

 

 

おまけ

 

うちのにゃんこは

温かい暖房の前の椅子の上でよく丸まっています

いわゆる

アンモニャイト とか ニャンモナイト とか言われるやつ

 

正式にはどっちなんだろう?

 

そんなの どっちでも いいニャン