戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

しめ縄づくり

昨日以上に大雪が降り、朝から除雪におおわらわ。
そんな中、雪かきしながら館へやってくる方がいました。



館の庭師をボランティアでやってくれている方で
あまりの雪に思わず手を出してしまったようです。



雪かきが終わり、一息ついていると
しめ縄の講師をしてきた話になり、
時間があるということで、
急きょ職員対象の
しめ縄教室が開催されました。



しめ縄は
ダイコン
ゴボウ
といわれる2種類のしめ縄を作りました。



ダイコンはわらを太くしっかり束ねたものを使います。
この結びがなかなかむつかしく
覚えてくれる人がいないとか。。。



3等分にワラを分け、それぞれに太さをだすため
こんなわらの団子を納豆のように包んでなっていきます。

最初は3つのうち2つをなっていきます。
それぞれの束を右に絞りながら、
束同士は左巻きにしめていきます。
これがなかなかの重労働。



最後に3つ目を同じようになっていきました。

なんとわずか3分で1つのダイコンができてしまいました。


作品たちです。


ダイコン2本は館に飾ってありますので、
出来栄えのほどを見にきてくださいね。



とても楽しい作業に
来年末までには、
しっかりと覚えて、
館でもしめ縄づくり教室を
開きたいと思いました。



ちなみにしめ縄はヘビをあらわしているそうです。
太いほうが口で、赤く塗る場合もあるそうです。