今日は朝からやわらかな日差しが降り注ぎ、
昨日積もった雪が、どんどん融けていきました。
昨日の反動もあってか、お客さまも多めです^^
家族連れや若者グループでにぎやかです。
そんな中、やってきたのは市内の大学に入学を控えた
女子高生お二人。
学科の課題で、生きているニワトリを抱きたい、とのこと。
そんな課題があるの?
と初めは驚いたのですが、訳をきいて納得
生き物との触れ合いが幼児教育に求められているのですが、
まず大人が触れ合う経験をしないと、とのことでした。
当館のニワトリくんがお役にたてるのなら、どうぞどうぞ!!
ただし、つつかれないように気を付けてね^^;
おっかなびっくり、の手つきでしたが、
無事にミッションを達成することができました(*^^*)
めでたしめでたし。
生きているニワトリに初対面した、という
彼女らの口から出たのは、
「あたたかい!」
「本当に ”コケコッコー―” と鳴くんだ!」
「ニワトリさん、ありがとう!」
と、率直な言葉。
実物を知ること、体験することの大切さが
見ている私たちにも実感できました^^
さらに、女子高生にだっこされたニワトリくんのほうも、
興奮さめやらないようで、
彼女らが帰ったあともずっと鳴き続けていました^^;
大役、お疲れさまでした^^
さて、話しは変わって一昨日の奥社の社叢林での出来事です。
3月は毎週、水曜日に大雪が続いていたので、
曜日をずらして金曜を調査日としてみたところ
気持ちよく晴れて、調査日和でした^^
(再びの新雪で足が重いのは変わりませんが、心は軽いです!)
上のはこの森で一番太いハルニレです。
幹回りが6m近くあります。
10年ぶりの再会で、うれしかったです^^
近くにはこの森一番のミズナラも!
幹回り、6m90センチ!!
次回調査をする10年後には、確実に7mを越えているでしょう。
人も木も、生き物として成長しています。
そして、ある程度、年をとると健康管理(メンテナンス)も重要です。
スギの木から黄色いロープがぶら下がっているのがわかりますか?
なんと30m以上の樹上で、
枯れたスギの枝の枝おろし作業が行われていました。
彼らは、木登りができるプロの樹木医さんなのです!
もちろん、参道を封鎖するわけにはいかないので、
下で参拝者を誘導する係の人もいます。
安全が確認されると、木の上の人がチェーンソーを使って、
枯れ枝を切り、落としていきました。
切り口には、これ以上腐朽が進まないよう、薬を塗るそうです。
戸隠のシンボルの杉並木や、巨木の森が
これから100年、200年先へと受け継がれていくことを祈ります。