戸隠のシンボルの一つ、
奥社参道の杉並木のスギが、先月の台風の影響で3本倒れました。
新聞にも大きくとりあげられたので、
ご存知のかたも多いのではないかと思います。
樹木医さんの診断によると、
参拝者が増えたこともあって、参道沿いの木の根が弱り、
傷んできているのではないか、とのことです。
そこで、実際に木の中がどのようになっているのか、
専門の業者さんをお呼びして、測定してもらうことになりました。
電極のようなものを幹のまわりにぐるりと取り付けて、
音波の伝わり方で、中の詰まり具合を測定するという方法です!
話題性もあって、取材陣も大勢来られました。
これから杉並木を含めて、社叢林全体をどのように守り、継承していくのか、
みんなで知恵を出しあい、実行していかなくてはなりません。
博物館も、そのお手伝いができればと思います。