戸隠地質化石博物館の日記

博物館周辺での日々のできごとを、地質、植物、動物などの各担当者が書いていく日記です。

厳しい暑さです

梅雨明けで、空気が変わりました。

 

一気に猛暑へ…

 

朝は涼しい戸隠ですが、日差しは猛烈!

 

そんな中、今日はわくわく入門「戸隠の森をあるく2」を行いました。

 

セミの抜け殻を探したり、念仏池で大実験を行ったり、

 

森の秘密を探りました。

 

その内容はまた紹介します。

 

 

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閑話休題

 

朝の視察では、戸隠の畑の地下を想像しました。

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この畑から石を取り除く作業が行われていました…

 

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積みあがった石はこんな感じです

 

大きなものは径1mを超えています。

 

飯縄山から転がってきたもの…

 

山麓土石流堆積物と呼ばれるものの中から出てきたもの…

 

なだらかな山麓はこうした歴史の上にできています。

 

地球の重力と水のなせる結果です。

 

飯縄山とは、地球が作った盛り土です。

 

崩れるのは当たり前…

 

そうした地球の営みを理解しておきましょう。

 

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地元の小学校の校庭の地下も、こうした山麓堆積物でできています。

 

 

防災・減災にいたる道は、

 

こうした地球の営みを理解しておくこと…

 

それ以外に、近道や抜け道はありません…

 

その場所に暮らすために、その土地の成り立ちを理解しておきたいものです。

 

そのためには、日常から、「違い」「違和感」を感じるセンサーを大切に…

 

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柴犬館長の教えです。

 

いつも、においをかぎながら、大地の異変をチェックしています

 

今日も、ブログを読んでいただき、ありがとうございました…